Interview 建築が好きだから、真摯に向き合う。

神戸支店 建築部
奥愛美(28歳 / 2023年入社)
入社動機・経緯を教えてください。
入社前はテレビ関係のお仕事をしていました。
転職を考え出したころ、建築業に長年携わっている父と話をする機会があり、建築業界の今後の需要や物づくりが好きであったこと、また自分の体力やコミュニケーション能力にも自信があったため、この業界への転職を決意しました。
派遣会社に一番初めに紹介していただいたのが柴田工務店でした。
Webサイトで施工実績を見て特徴的な一軒家を作っているのが印象的でエントリーしようと思いました。始めは派遣からのスタートでしたが、もっと建築に関して深入りしてみたい、学びたいという想いが募り、正社員としてここで頑張ろうと思いました。
苦労していることはありますか。
現在は防水工事、間仕切り工事、照明器具取付工事といった改修工事に携わる機会が多いです。
中でも、昨年の10月頃に担当させていただいた新築の外構工事は特に苦労しました。階段の墨出しの計算を間違えて報告してしまったんです。
結果としては、業者さんに再度確認したところ階段の墨出しは正確で、打設したコンクリートもやり直す必要はありませんでした。
墨出しや寸法の確認を一つでも間違えると、社内はもちろん業者さんにも迷惑がかかり、最悪の場合は全てやり直しになることを学びました。
建築には計算が欠かせないため、避けられない課題ですが、時間がかかっても諦めずに最後までやり遂げようと日々努力しています。未経験のため分からないことが多く、一つ一つ解決するのに苦労していますが、これも成長の一環と捉え、前向きに取り組んでいます。
仕事のやりがいはなんですか
現場が日々変化していく様子を感じることにやりがいを感じています。例えば、昨日までは色がついていなかった箇所が塗装によって翌日には色づいていたり、壁がクロスで覆われていたり、照明をつけることでまた違った雰囲気になるなど、その変化がお化粧をしているようで楽しいです。そんな現場に自分が関わっているという実感がモチベーションになります。
柴田工務店の好きなところをおしえてください。
自分の希望や意見を言うと、叶う確率が高いことです。
木造新築を担当した後、本社でも木造建築工事があったので、見学に行きたいと伝えたところすぐに同行させてくださいました。
柴田工務店は若手社員が増えているので、勉強会を行ってくださったり、若手交流会を開催してくださったり。神戸支店では現在若手社員が私のみなので、若手交流会といった場を設けてくださるのはとてもありがたいです。
どんな人がこの仕事に向いていますか
前向きで折れない人です、もはや必須条件かもしれません。
現場監督になって、図面を作成して工程表を組んでも、必ず何かしらのアクシデントに遭遇します。その際に、ネガティブになるのではなく、前向きに案を出せることができる人やピンチをチャンスに変えれる人が望ましいのではないかと思います。
また、業者さんやお客さん、設計士さんとお話する機会が多いので、コミュニケーション能力が高い人も向いているのではないでしょうか。
今後の目標をおしえてください。
着工から竣工までを1人でやり遂げることです。
今は図面を完全に読み取る能力、図面作成、アクシデントに遭遇した際の解決策の提案などが不足しています。これらを一つ一つ克服するために、できないことから逃げずに努力し、周りの方々の優れた点を積極的に学び取り、今の自分にはないスキルを身につけていきたいです。そして、未来の柴田工務店を支えるような現場監督になりたいと考えています。